北海道地方

2016年5月3日火曜日

【明治村 43】蒸気機関車12号・9号・三等客車-愛知県犬山市(2016.04.30) ×未確認

■蒸気機関車12号・9号・三等客車
明治 7(1874)年 蒸気機関車12号:輸入
明治45(1912)年 蒸気機関車 9号:米国ボールドウィン社にて製造
博物館明治村4丁目43番地
※2016.04.30未確認(ToT)

★以下は、画像整理用覚書


蒸気機関車12号



明治のはじめ、煙をあげて走る蒸気機関車を「陸蒸気」と呼んだ。明治村の「なごや」駅と「とうきゃう」駅の間を連日走行している機関車は2両ある。そのうちの一両、蒸気機関車12号は鉄道開業の2年後、1874(明治7)年イギリスから輸入されたものである。輸入当初の車輌番号は23、新橋―横浜間を走り、明治42年の車輌の改番で165となり、明治44年に尾西鉄道に払い下げられ、12号となった。
尾西鉄道と名古屋鉄道が合併した後も、番号はそのまま引き継がれ、昭和32年まで使用されていた。
製造所イギリス シャープ・スチュアート社(Sharp Stewart & Co.)
長さ7,995mm
重さ空車時17.49t、運転整備時21.43t
形式1B形タンク式

蒸気機関車9号

1912(明治45)年に米国ボールドウィン社にて製造され、1913(大正2)年より富士身延鉄道にて富士-大宮町(現:富士宮)間において運行。1936(昭和11)年、日本鋼管鶴見製鉄所(現:JFEエンジニアリング㈱鶴見事業所)に移籍・使用した後、1973(昭和48)年、明治村に譲渡された。
製造所アメリカ ボールドウィン社(Baldwin Locomotive Works)
長さ8,065mm
重さ空車時19.3t、運転整備時23.05t
形式C形タンク式

三等客車ハフ11・13・14

明治村で使用している客車は3両あり、そのうちハフ11は青梅鉄道で「メ4」として使われた後、大正13年に山形県高畠鉄道に譲渡され「ハ2」となり、さらに昭和11年秋田県雄勝鉄道で「ハフ11」として使用された。また、ハフ13・14は新宮鉄道で使用され、同鉄道の国有化に伴い鉄道省の所属に、その後昭和17年ハフ11と同様雄勝鉄道に移り、「ハフ13・14」となった。
三等客車ハフ11明治41年 天野工場製 長さ8,270mm
三等客車ハフ13・14明治45年 新宮鉄道株式会社製 長さ9,595mm