※実際に確認できてない、もしくは写真が撮れていない場所
■八木邸
大阪府寝屋川市香里園
設計 藤井厚二
http://www.yagiteiclub.com/
■八木邸
昭和57(1982)年
大阪府寝屋川市香里園
設計 武藤章
■平池家茶室
昭和49(1974)年 建替
大阪府寝屋川市平池町
設計 藤井厚二
■大阪聖母女学院中学校・高等学校（旧大阪聖母女学院校舎）
昭和 9(1934)年
大阪府寝屋川市美井町18-10
072-831-1381
設計 アントニン・レーモンド
現在トレーニング室として使われている部屋は、昭和9(1934)年にレーモンドによって設計されたもの。同年に建てられた「講堂及び雨天体操場」とあわせて、小学校の雨天体操場として建てられた。「講堂及び雨天体操場」は昭和55(1980)年に、ペルナデッタホールとして建て替えられ現存しない。この２棟の建物は、共に内部の柱と梁、天井をコンクリート打放しとした四角い箱で、当時としては非常に挑戦的なデザインでした。最初の校舎とは全く異なり一切の装飾を排した、純粋なモダニズム建築といえる。レーモンド自身も「体育館」（講堂及び雨天体操場）のことを高く評価しており、自伝には「その自由度と完全な技術の点で、その頃ではきわめて優れた現代建築の一つである」と記している。レーモンドの研究者として知られる三沢浩氏も、「体育館」を「戦前の最高ともいえる「近代建築」の打放しコンクリート造の単純な姿」、「レーモンドの到達したモダニズムの表現でも、それが最も明確にあらわれた作品である」と評している。
