■大阪市立美術館
昭和11(1936)年
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
06-6771-4874
大阪市建築課
※2009.04.26撮影
※2010.11.14撮影
※2011.10.08撮影
大阪市立美術館は、日本の大阪府大阪市天王寺区にある美術館。館の所在地は住友家本邸のあった場所で、住友家から美術館の建設を目的に日本庭園「慶沢園」とともに敷地を寄贈され、昭和11(1936)年に開館した。名誉館長(前館長)は蓑豊。昭和2(1927)年12月より建設に着手され、途中工事が中断されるなどしながら10年近くの歳月を費やして昭和11(1936)年4月完成した本館は、伊藤正文・海上静一によって設計された。鉄骨鉄筋コンクリート構造の地下1階、地上3階、塔屋1階付にして建築面積は4,033平方メートル、延床面積は12,716平方メートル。第二次世界大戦で日本が敗戦したのちの昭和20(1945)年より昭和22(1947)年までは占領軍が接収したため活動休止を余儀なくされた。