2018年9月28日金曜日

史跡生野銀山ー兵庫県朝来市生野町(2018.09.23)

◆史跡生野銀山
大同 2(0807)年 開坑
兵庫県朝来市生野町小野33-5
※2018.09.23撮影

生野銀山は、大同2年(807年)に開坑され、天文11年(1542年)に本格的な採掘が始まりました。織田、豊臣、徳川それぞれの幕府直轄鉱山として栄え、銀や銅などの鉱物を数多く産出してきましたが、昭和48年(1973年)に閉山。現在は当時の模様を再現した観光施設として一般公開しています。 鉱石を掘っていた坑道を散策すると岩肌には鉱脈が見られ、電気仕掛けの人形が作業風景を再現しているなど、今となっては珍しい産業のことを楽しみながら学習できます。生野銀山には3つの資料館が併設されています。江戸時代の鉱山立体模型をはじめ、鉱山の様子を詳しく描いた絵巻物や、鉱山の器具類などが展示されている「鉱山資料館」をはじめ、江戸時代、幕府に献上する上納銀ができるまでの製錬工程を電動人形で再現した「吹屋資料館」、国内産出の鉱物標本を展示している「生野鉱物館」(生野銀山文化ミュージアム)があります。
ー生野NAVIより転載ー