2011年11月6日日曜日

福岡県北九州市門司港の町並み(観光コース編)

■福岡県北九州市門司港の町並み(観光コース編)
※2009.03.21撮影

■若松屋
福岡県北九州市門司区門司3492
093-332-2039
営業時間
定 休 日

関門海峡「めかり駅」近くの定食屋さん
















■関門海峡

本州と九州を結ぶ交通の要衝として関門橋、鉄道トンネル、国道トンネル、渡船等で結ばれている関門海峡は、日に4度も潮流が変わるため、古くから航海の難所とされてきた。なかでも最高10ノットもあり、急潮で名高い早鞆の瀬戸は幅が680メートルと最も狭くなっており、平家滅亡の場所といわれている。また"関門海峡の潮騒と汽笛"は環境省より「日本の音風景百選」にも選ばれている

■関門国道トンネル
昭和14(1939)年 試掘導坑貫通
昭和19(1944)年 本坑掘削貫通
昭和33(1958)年 開通
起点:山口県下関市椋野町2丁目
終点:福岡県北九州市門司区東門司1
関門国道建設事務所

事業費80億円。車道=延長3461.4m(海底部780m)、最深部車道面標高55.86m、車道幅員7.5m(2車線)、有効高4.53m、アスファルトコンクリート舗装。人道=全長780m、幅員4m
昭和12(1937)年に着工、約80億円の経費、延べ467万人の手により昭和33(1958)年3月に開通。全長3,461メートルのうち海底部は780メートル、地底最深部はマイナス約56メートル。人道トンネル上部は車道、下部は人道と2段に区切った構造は世界的にも珍しい海底トンネルとされており、人道はエレベーターで昇降でき(6時~22時まで)、下関側へ歩いて行ける(自転車も可。但し降りて手押し)。


■関門橋

昭和43(1968)年着工、5年7ヵ月の歳月と約300億円の総事業費をかけ昭和48(1973)年に開通。全長1068m 、中央径間712m、海面からの高さは61m。ケーブルを定着する橋台の高さは約45mで12階建のビルディングの高さに相当。


















■和布刈神社

早鞆の瀬戸を望む門司で最も古い神社。九州最北端に鎮座するこの神社の創建は、仲哀天皇の9(200)年に創建されたと伝えられ、江戸時代までは隼人社、または速戸社と呼ばれていた。また旧暦元旦払暁(フツギョウ)に行われ、新年の予祝行事としても全国的に有名な和布刈神事(県指定無形民俗文化財)の歴史も古く、1200余年前から続いている神事。
















■めかり第2展望台

和布刈の山から下る途中の、小高い丘にある「めかり第2展望台」の木製テラスデッキは関門海峡を眼下に見下ろせ、雄大な海峡のパノラマが満喫できる。そのすぐ横には有田焼陶板で造られた高さ3m、長さ44mの「壇ノ浦合戦絵巻」がある。陶板の原画は赤間神宮所蔵の「紙本金地着色安徳天皇絵」の一部を基にしている。屋外陶板壁画では日本一の規模を誇る。


















■観潮遊歩道(ノーフォーク広場)

観潮遊歩道はノーフォーク広場から和布刈神社の先にある潮見鼻公園周辺まで続いている。出発地点のノーフォーク広場は北九州市の姉妹都市である米国バージニア州ノーフォーク市のエキゾチックな海浜公園をイメージして造られました。遊歩道では目前で急潮流を見ることができ、その迫力に驚かされます。また雄大な関門海峡をまたぐ関門橋を一望することもできます。関門海峡を通過する船は一日約700隻程あり、散策と様々な船の行き来が楽しめる。



















■出光美術館

門司港は出光興産発祥の地。明治44(1911)年東門司に出光佐三氏が出光商会という個人営業の店鋪を開いたのがその始まり。出光美術館は故出光佐三氏が集めた美術品約4万点を所蔵する私立美術館。
















■甲宗八幡神社

甲宗八幡神社は貞観2年(860年)に清和天皇が創建したと伝えられていrる。神功皇后が三韓出兵の際着用したとされる兜を神体としているが50年に一度行われる大祭でしか拝観できない(近々は平成20年で、後50年は観れないのだ。残念)第2次世界大戦中、空襲により社殿が焼失しましたが昭和37年(1962年)に再建。