2016年8月8日月曜日

別府八湯(浜脇)の町並み⑤-大分県別府市(2016.07.12)

■別府八湯(浜脇)の町並み
大分県別府市浜脇
※2016.07.12撮影



浜脇(はまわき)温泉は、朝見川の河口一帯の温泉街で、JR東別府駅(浜脇駅として開設された)の前の海沿いに位置し、別府市営温泉「浜脇温泉・湯都ピア浜脇」の他は小さな共同温泉が多い。現在は名前の由来となった砂浜に温泉が湧く様子は見られないが、鎌倉時代には八幡朝見神社の門前町として栄え、大友氏が温泉奉行を置いて温泉を整備した。江戸時代後期の1817年(文化14年)に書かれた温泉番付「諸国温泉功能鑑」では、西の前頭三枚目で別府温泉よりも上位にランキングされ、河口の船溜も湯治舟で賑わっていた。炭酸水素泉、塩化物泉など。