2016年8月8日月曜日

平尾邸-大分県別府市(2016.07.12)

■平尾邸
大正6(1917)年
大分県別府市浜脇2丁目
※個人宅のため、内部は見られない
※2016.07.12撮影

別府の政財界に貢献した平尾謙平氏が大正6年に新築した洋館。当時の金で7万円の大金をかけ大正4年に着工、2年がかりの工事だった。棟梁は大阪から呼び、家具も大阪・高島屋から取り寄せたもの。主にゲストハウスとして使われた。500坪の敷地に、2階建て延べ面積140坪の建物。2階建てながら、普通の建築物なら3階建ての高さに相当する。

平尾謙平氏の父・平尾小十郎氏は、「布屋」という屋号で味噌・醤油の商いで財をなし、別府銀行を創設し初代頭取に就任。謙平氏は二代目頭取。別府銀行は昭和15年に大分銀行と合併した。