2016年4月17日日曜日

【熊本県】菊池郡-大津町・菊陽町

【大津町】

大津町

★「熊本県・大分県」に関しては貼り付けてある画像は自身で撮ったものではなく、全て借り物です。後で確認出来る様にしてますのでよろしくご了承下さい。


■江藤家住宅
熊本県菊池郡大津町大字陣内1652番地
http://www.town.ozu.kumamoto.jp/product/kanko/eto.html



▶主屋
江戸末期/1830
広間及び土間 桁行13.8m、梁間17.9m、一部2階、東面切妻造、西面入母屋造、南面千鳥破風、西面及び南面庇付、北面突出部 桁行3.6m、梁間3.9m、切妻造、座敷部 桁行13.1m、梁間7.2 1棟

▶長屋門
江戸後期/1751-1829
桁行12.6m、梁間4.0m、一部2階、東面切妻造、西面入母屋造、桟瓦葺 1棟

▶中の蔵
江戸後期/1751-1829
土蔵造、桁行10.8m、梁間5.9m、2階建、切妻造、桟瓦葺 1棟

▶馬屋
江戸末期/1823
桁行16.4m、梁間4.5m、切妻造、東面及び北面庇付、東面待合所附属、桟瓦葺 1棟

▶裏門
江戸末期/1830-1867
一間一戸薬医門、切妻造、桟瓦葺 1棟

江藤家住宅は,熊本県北中部,阿蘇山の西に広がる平野部にある。江藤家はもと武家で,17世紀後期に帰農し,現在地に居住したといい,18世紀後期以降は,武家格として,重要な役職を務めた。

主屋は文政13年(1830)の建築で,敷地西寄り中央に南面して建ち,この周囲に長屋門,馬屋,中の蔵,裏門がある。主屋は,広間部及び土間と,突出する座敷部と居室部が緊密に連携した平面構成になり,複雑な外観や意匠的に優れた座敷など,大規模で質の高い民家として価値がある。また,屋根の茅葺から桟瓦葺への変化の指標となることも特色である。長屋門から蔵,馬屋などの附属施設が主屋を取り巻くように配され,水路や石垣を含めて江戸時代末期の屋敷全体の構成を良好に保持している点も貴重である。

長屋門から蔵,馬屋などの附属施設が主屋を取り巻くように配され,水路や石垣を含めて江戸時代末期の屋敷全体の構成を良好に保持している点も貴重である。

■岡本家
熊本県菊池郡大津町森256



▶住宅主屋
江戸/1840
木造2階建,瓦葺,建築面積349㎡ 1棟

岡本家は,大友家の家臣を祖と伝え,その没落後に帰農し幕末期に細川藩の士族となった家である。主屋は,2重屋根や腰のなまこ壁に特徴がある。明治期の増改築がみられるが,主体部の建立年代が棟札によって明らかで,熊本県北部の在郷武家住宅の好例である。

▶住宅馬屋
江戸/1840頃/1926-1988改造
木造平屋建,瓦葺,建築面積34㎡,板塀附属 1棟

岡本家の屋敷地は,西と南に道路が走る角地にあり西面している。馬屋は,屋敷地の南東隅にあり,南側の道路に沿って建つ。道路側に下見板を貼り意匠を整えた建物で,昭和初期頃に2階部分を縮小する等の改造を行ったと伝える。

▶住宅三階の倉
明治/1868-1911
木造3階建,瓦葺,建築面積41㎡,板塀附属 1棟

屋敷地の北東,主屋の北側に建つ切妻造,妻入,3階建の土蔵。什器や衣類等を収納した。腰になまこ壁を用い,2階部分に水切り瓦を廻すなど,凝った意匠の倉で,岡本家が明治期以降も地主として繁栄したことを示している。

▶住宅南の倉
明治/1868-1911
木造2階建,瓦葺,建築面積55㎡,板塀附属 1棟

屋敷地の南西隅に建つ切妻造,平入,2階建の土蔵。三階の倉と比較すると軒に鉢巻を用いないなど簡略な意匠になるが,腰に下見板を貼り,屋敷地境に建つ塀や馬屋と意匠をあわせている。米の貯蔵等に用いられたと伝える。

▶住宅表門
江戸/1830-1867
木造薬医門,瓦葺,間口2.4m,袖塀及び板塀附属 1棟

主屋の西方,屋敷地の正面(西面)にある両袖塀付の薬医門。袖塀の両側に,さらに板塀が接続している。敷地内に引き込んだ位置に建ち,袖塀に屋根を付けて腰に板を貼るなど武家の門らしい構えをつくる。近年修理されたが,主要部材はよく保存されている。

▶住宅裏門
江戸/1830-1867
木造薬医門,瓦葺,間口2.0m,板塀附属 1棟

屋敷地の南面,馬屋と南の倉の間に建つ小規模な薬医門。西は南の倉に接し,東は馬屋との間に板塀を設ける。簡略な意匠の門だが,板塀とともに南の倉・馬屋に貼られた壁板と高さをあわせて,道路に面した南側の景観を整えている。

▶住宅外便所
昭和前/1926-1988
木造平屋建,瓦葺,建築面積2.1㎡,板塀附属 1棟

主屋と裏門の間に建つ小規模な建物。全体に簡素な形式になるが,足元廻りに煉瓦を貼り,左右の窓の位置をかえ,屋根を食い違い状にして換気が十分にとれるようにするなど,意匠に一定の配慮がなされている。

▶住宅塀
江戸/1830-1867
板塀,瓦葺,延長17.2m 1棟

屋敷地の西側を仕切る屋根付の板塀。表門南側に附属する板塀や裏門東に附属する板塀と一連の意匠になるが,基礎に玉石を積んで建て,屋敷地側に石造の控え柱を立てる点は他と異なる。在郷の武家の屋敷構えを示す主要な構成要素のひとつである。

▶石橋
明治/1868-1911
石造,長さ2.6m,幅員2.5m 1基

表門の正面に位置する小規模な石造桁橋。屋敷地の西面を走る道路と屋敷地との間に設けられた幅の狭い水路に架かる。両端の石材の上面ををわずかに曲線状につくり,屋敷地側に小さな親柱を設けて意匠を整える。

▶浄化槽
昭和前/1926-1988
鉄筋コンクリート造,最大高さ4.3m 1基

主屋と馬屋の間,屋敷地東端部に建つ。コンクリート製の筒を上部に積み上げた形で,用水の水(後に井戸水)をポンプアップして炭・砂等で濾過する仕組みである。この地区に多くみられたが現存するものは少なく,生活の近代化を示す工作物として貴重。

■JR九州(豊肥本線)「肥後大津駅(ひごおおづえき)」
大正3(1914)年
熊本県菊池郡大津町大字室160




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(熊本地震 入浴可能施設)

※下記は当方の覚書です。2016.04.18現在の最新営業情報は上記のページをご覧下さい。

大津温泉 岩戸の里
住所:熊本県菊地郡大津町外牧31-1 【 地図 】
営業時間:10時~22時(最終受付21:00)
定休日:第3火曜日(祝日の場合は翌日休)
最寄り:立野駅(遠い)
駐車場あり(200台)
入浴料:大人430円 小人(3歳~中学生)320円
貸切内風呂あり

【菊陽町】

菊陽町

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※只今、調査中