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2012年5月15日火曜日

【巡検】花洛名勝図会を追って①(八坂神社)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

午前中のイベントのガイドを務めて下さったR大学のK先生よりお誘いを受けていたので、お昼からは、ゼミ生の皆さんと『巡検』に同行させていただく事に・・・再、待ち合わせは八坂神社「南桜門」中村楼の前。午前中の散策にも一部頂いた「花洛名勝図会」を元にしたレジュメを頂き、ワクワクし(一部、息を切らし^^;)ながら学生に戻ったような気分で、巡検スタート♪






































当日までどこを巡られるのか知らなかったので、付帯していかなかったが(^^;)、これ持っていっておけばもっと今回の『巡検』の意図が深く読めたのに残念。私がぼんやり二軒茶屋で茶飲みばぁさんしてる間に(^^;)、八坂神社の瑞垣に谷崎の『青春物語』に出てくる「大友(だいとも)」「お多佳さん」の銘を見つけられて、先生は大感動♪次回は私も探すぞ~(笑)

■八坂神社
斉明2(656)年
京都府京都市東山区祇園町北側625
主祭神 素戔嗚尊、櫛稲田姫命、蛇毒気神、八柱御子神
本殿の様式 祇園造
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/
※2012.05.06撮影






















二十二社(下八社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は別表神社(神社本庁が定めた、神社本庁が包括している一部の神社)。全国に約2,300社ある、八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連社の総本社である。通称として祇園さんとも呼ばれる。7月の祇園祭(祇園会)で知られ、ほかに特殊神事として白朮(をけら)祭がある。

「南桜門」を出て左折、中村楼⇒長楽館⇒大正ロマン亭⇒銀茶寮の横道を歩き、京料理「いそべ」の手前で「雙林寺」方面へ右折。この辺り一体が要するに『真葛ヶ原』一体となるようだ。






























■大正ロマン亭
京都府京都市東山区円山町7-3
075-541-1220
http://www.taisyo-romantei-kyoto.jp/

■銀茶寮
京都府京都市東山区八坂鳥居前東入円山町
075-561-3774
営業時間
定 休 日

■京料理「いそべ」本店
京都府京都市東山区円山公園内 坂本竜馬銅像東側
075-561-2216
営業時間 11:00~22:00
定 休 日 なし
http://www.kyoryori-isobe.co.jp/

【巡検】花洛名勝図会を追って②(雙林寺)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

■霊鷲山「雙林寺」(法華三昧無量寿院)
延暦24(805)年
京都府京都市東山区下河原鷲尾町526
宗 派 天台宗
文化財 木造薬師如来坐像(重要文化財)
http://www.sourinji.com/
https://twitter.com/intent/user?screen_name=sourinji
※2012.05.06撮影




















延暦24(805)年、桓武天皇の勅願により最澄が創建したのが始まりと伝えられる。その後、この寺には平安時代後期の武士で後白河天皇に仕えた平康頼、平安時代後期の歌人西行、南北朝時代の歌人頓阿などが隠棲している。至徳元(1384)年、国阿が入寺して再興し時宗の道場が置かれたが、その後衰退。江戸時代に入り、高台寺や大谷祖廟の造営にあたって寺地を献上し、規模が縮小された。明治初年に再び天台宗の寺院となったが、円山公園が造成のために上地し、本堂と飛地境内にある西行堂のみとなった。

■株式会社 藤田石材店
京都府京都市東山区八坂通東大路西玉水町74-1
075-551-0465





























■京料理旅館高台寺「よ志のや」
京都府京都市東山区高台寺北門前通下河原東入鷲尾町528
075-533-7060
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:00)/17:00~21:30(L.O.19:30)
定 休 日 無休
http://www.k-yoshinoya.jp/

■西行庵

西行法師は元北面の武士だった人で、23才のとき突然出家をして修行の道に入り、その後諸国を遍歴した。歌人として知られ、生涯詠んだ歌は2000首に及ぶと言われる。山家集が有名。西行庵は近くにある双林寺の飛地境内にあたる。西行は晩年この双林寺で修行に明け暮れていたという。有名なこの歌は双林寺での修行時代にこのあたりの桜の下で詠まれたらしい。現在の西行庵は必ずしも西行が修行した場所という訳ではなく、天正時代に再建されたものが基になっている。その後荒廃が進み現在の建物は明治になってから復興されたものである。拝観だけなら自由。

願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃

そして・・・「雙林寺」の境内を抜け「㈱藤田石材店」の脇をを通って「よ志のや」と「西行庵」の間の細い路地を抜けると!!!

【巡検】花洛名勝図会を追って③(安養寺周辺の料亭)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

再び「菊の井」までバック。ここは昨今、KYOTOミシュランで見事★★★を取った料理旅館。ふむ、やはり前に止まってる車もCクラスである(笑)。そこより元きた道へ戻り、東大谷(大谷祖廟)⇒解体中の「千楽」「東観荘」「左阿弥」をチェックしつつ「安養寺」方面へ

■菊の井
京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町459
075-561-0015
営業時間 12:00~14:00/17:00~20:00
定 休 日 不定休 (年末・年始休みあり)
http://kikunoi.jp/store/
















■大谷祖廟(東大谷)
文永 9(1272)年
京都府京都市東山区円山町477
大谷祖廟 寛文10(1670)年
宗 旨 浄土真宗
宗 派 真宗大谷派
本 尊 阿弥陀如来
開 基 大谷廟堂⇒覚信尼/大谷祖廟⇒琢如
別 称 東大谷

大谷祖廟(おおたにそびょう)は、京都府京都市東山区にある真宗大谷派(本山:東本願寺)の宗祖である親鸞の墳墓の地である。墳墓は「御廟」と呼称される。通称は、「東大谷」。江戸時代は「大谷御坊」と呼称される。境内の「本堂」と「御廟」、ならびに大谷祖廟に隣接する「東大谷墓地」には絶えることなく参拝者が訪れる。

















■湯豆腐・しゃぶしゃぶ・一品料理「千楽」 ※解体中
京都府京都市東山区祇園円山公園滝ノ畔
075-561-1249
営業時間
定 休 日

















■京料理「東観荘」
京都府京都市東山区八坂鳥居前東入円山町614
075-561-0581
営業時間 11:00~14:00/17:00~22:00
定 休 日
















■料亭「左阿弥」
京都府京都市東山区円山公園
075-531-0088
http://www.saami.jp/

2012年5月12日土曜日

【巡検】花洛名勝図会を追って④(吉水大弁財天女)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

■慈圓山「安養寺」吉水大弁財天女
京都府京都市東山区八坂鳥居前東入円山町624
円山公園東北知恩院大鐘楼の南
075-561-5845
※2012.05.06撮影



















「吉水」というのは安養寺の鎮守であった弁財天社境内に涌く名水。また、安養寺近辺の通称地名にもなっている。『京洛名水めぐり』という本によると、「吉水」は旱のときに祈ると必ず効験があると信じられていたそうだ。江戸時代には祇園の白朮詣り(おけらまいり)に出かけた人は、少し足を伸ばしてここの弁天様へお詣りして元旦の若水用に「吉水」を汲んで帰った。『都名所図会』の安養寺の項に『吉水の井は鎮守弁才天の傍にあり、青蓮院宮御代々法親王灌頂の時、この水を閼伽とし、夜深更に例式の列を糺し来臨し給ひ、御手づから汲ませらるゝといふ。当山坊中の書院は昇らずして高楼に至り、清奇典麗いはん方なし』と記されている。青蓮院は粟田御所ともいわれる天台宗のお寺さんで安養寺の北側に現存している。灌頂というのは仏教上の儀式で受戒ですとか結縁のときに香水を頭に注ぐことをいうようです。閼伽というのは仏様にお供えする水のことだそうです。挿絵には安養寺の門を入から、いくつかの石段の上に「弁天」と「吉水」が描かれている。境内にはいくつかの子院も描かれているが、子院では席を貸して酒肴も出したそうで、遊興する人々の姿も描かれている。子院の一つであったのがいまの料亭「左阿弥」。『当山坊中の書院は昇らずして高楼に至り、清奇典麗いはん方なし』。
野原は昔、温泉だった…との事。
















丸山温泉将軍塚
http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/satsuei/page7/KM_08_01_015F.html
写真には丸山となっているが、正しくは円山。京都東山の八坂神社近くに円山公園が開園したのは明治19年。それ以前より円山には也阿弥ホテルや円山温泉などのレジャー施設が建てられた。正面に見える望楼のような建物あたりが円山温泉で、吉水温泉とも呼ばれ、明治6年に開業した保養施設。しかし、明治32年の火事で隣接していた也阿弥ホテルとともに全焼。のちに也阿弥ホテルはいったん再建されたが、円山温泉は廃業。也阿弥ホテルも明治39年に再び焼失し、再建されることがないまま明治41年に廃業。

『映像に見る近代京都の生活文化』-のりもの-人力車・自転車・自動車
上記ページの中に当時の也阿弥ホテルの様子が映し出されてる。
http://www.kyobunka.or.jp/phot/norimono.html

『京都ホテル100年物語』前史編~波瀾万丈~06.「也阿弥」
http://www.kyotohotel.co.jp/100th/1st_zenshi/no06.html

ピエール・ロチ『秋の日本見聞録』(長崎大学学術研究成果リポジトリ)
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/15413/1/kyoyoJ38_01_06_t.pdf

『京都ホテル100年物語』第二部 明治編~順風満帆~26.「也阿弥ホテル」の火事
http://www.kyotohotel.co.jp/100th/2nd_meiji/no26.html

『京都ホテル100年物語』第二部 明治編~順風満帆~32.「也阿弥再度の火災」
http://www.kyotohotel.co.jp/100th/2nd_meiji/no32.html

『映像に見る近代京都の生活文化』
http://www.kyobunka.or.jp/phot/index.html

















其二・吉水弁天社・阿弥陀堂
景樹・よし水の清水のもとにけふは来て秋をあきとも思ひける哉
当山各坊の宴席及庭池の光景は、林泉名所図会に委しく載たれば、
此には堂社をのみ写せり。覧者よろしく察し給へ

















円山安養寺・門前
小謡や真葛が原のはるの月・太計彦
東山ノ楓老イ紫嵐饒シ
秋後ノ幽攀寂寥ヲ破ル
咲テ問フ同人ノ旧吟履
多福ニ過グ可キヤ
端寮ニ過ギンヤ
中嶋規

■お宿「吉水」
京都府京都市東山区円山公園弁天堂上
http://yoshimizu.com/kyoto/
















■慈圓山「安養寺」
延暦年間(782~806)
京都府京都市東山区八坂鳥居前東入円山町624
075-561-5845
宗 旨 天台宗が始まりで、現在は時宗。
開 基 伝教大師(最澄)



【巡検】花洛名勝図会を追って⑤(濡髪大明神)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

■濡髪大明神
京都府京都市東山区林下町400 知恩院内
075-531-2111
http://www.chion-in.or.jp/
http://everkyoto.web.fc2.com/report443.html
※2012.05.06撮影

浄土宗の総本山「知恩院」の方丈庭園よりも奥にある塔頭・勢至堂(御廟所)の裏手




千姫の墓

花街のお姐さん方が多く参拝されたという濡髪大明神

【巡検】花洛名勝図会を追って⑥(華頂山「知恩院」)-京都府京都市東山区(2012.05.06)

■華頂山「知恩院」(華頂山知恩教院大谷寺)
承安 5(1175)年
京都府京都市東山区林下町400
宗 派 浄土宗
本 尊 法然上人像(本堂)、阿弥陀如来(阿弥陀堂)
文化財 本堂、三門、阿弥陀二十五菩薩来迎図ほか(国宝)、大方丈、木造阿弥陀如来立像、木造善導大師立像ほか(重要文化財)
http://www.chion-in.or.jp/index.php
※2012.05.06撮影