寛永11(1634)年
明治 3(1872)年 撤去
昭和60(1985)年 釣鐘屋敷地へ戻される
大阪府大阪市中央区釣鐘町2-1-8
※2014.04.26撮影
寛永11(1634)年3代将軍家光が、大坂城へ来たとき、大坂町中の地子銀(じしぎん※現在の固定資産税)の永久免除を約束した。その恩恵に感謝して釣鐘をつくり町中に時を知らせた。この鐘楼は明治3(1872)年撤去され、釣鐘は大阪府庁屋上に「大阪町中時報鐘(おおさかちょうちゅうじほうしょう)」として保存されていた。昭和60(1985)年地元有志の努力によって、再び元の釣鐘屋敷地へ戻され、日に3回鐘の音をひびかせている。現地の町名、釣鐘町もこれによる。
※現在、詳細不明であるが戦前建築であることは窓の形状等でわかる