※2010.03.21撮影
-かって、龍野のまちは、芸妓百人といわれ、料亭が軒をつらね、芸妓を抱えた置屋などがたくさんあり、着飾った芸妓と箱持ちが色気をふりまいて座敷へ通う姿で賑わった時代がありました-
歴史博物館でお会いしたアラカンのおじさまの談に寄ると「わしらの子供の頃にはうちの周りに置屋さんがよぉ~けありましてな、ちょうどこの辺りですわ」と教えて頂いたのが、片しぼ竹で有名な「梅玉旅館」のある付近の小路(十文字川沿い)。今は閑静な住宅街となっているが、昔は紅色に塗られていたのだな・・・と推測されるような艶しい塀が残ってたり、芸妓さんが下駄をカラコロ鳴らして歩いたのだろうか・・・と思う石畳が続く龍野はそんな町でした。