■片原町界隈の町並み①
※2009.11.22撮影
※2009.11.23撮影
今は立派な橋がいくつも出来て車で行くにしても電車で行くにしても随分便利になったけど、私が子供の頃は、祖父母のいる「琴平」へ行くには、車に乗って神戸からフェリーで高松港まで行ってそこから国道を走るか、岡山まで新幹線で行ってそこから宇高連絡船に乗り、「高松」で琴電かJRに乗り換えて行った。
家族で移動の時はフェリー、私一人が祖父母の家に行く時は岡山経由。うんと幼いときは高松まで、小学校の高学年くらいになると琴平の駅まで祖父母か叔父叔母が迎えにきてくれている(それも後になるともう自分で勝手に店まで行っていた)という具合だ。今の子供たちは幾つくらいから一人で電車の乗り降りを覚えるのか判らないけれど、ガールスカウトに入ってたなんて事もあって、思えば私などは随分幼い頃から旅慣れた子供だったのかもしれない(笑)。いずれにしても「高松」は香川の玄関口、今回の旅で巡った香川県の中では「琴平」の次に馴染みのある街。
「瓦町」にあるホテルにチェックイン後は、夕食を取りにいくついでに「パラダイス通り」を探しに琴電に乗って「片原町」へ。昔の様にドアの開閉は手動ではなかったけど、あ~まだ切符は「切る」んですね。
「大体、この辺かな?」と目星をつけて歩いてたら目の前に、やけにレトロな店構えの居酒屋を発見。名前も『ブギウギ亭』と洒落ている(店は【食べログ】として別途アップ)。上を見上げたら「あ~!ここやんか!(笑)」で、目的の場所は労せず見つかり、夕食もその店で取ることにした。
翌日、もう一度明るい時間に場所を確認しにいく。さすが高松の中心地、三越を中心とした片原町商店街のメインストリートはお洒落な専門店なども立ち並び、この辺りは心斎橋界隈と比較してもそう遜色はない。ちょいと横丁に入れば、これまた私好みのディープな飲み屋街などもあり、もう一泊くらい出来たらここも制覇したかったな…と指を咥えながら歩く。