2012年2月1日水曜日

国立国際美術館-大阪府大阪市北区(2012.01.29)

■国立国際美術館
昭和52(1977)年 開館
平成16(2004)年 現在地へ移転
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
※2012.01.29撮影
いつもは「肥後橋」から歩いていくのですが、
この日はなんとなくループ・バスに乗りたくて・・・









いつも気になる国際美術館の近くの古びた建物

































昭和45(1970)年、大阪府吹田市で日本万国博覧会が開催された際、世界各国から集められた美術品を展覧するため、日本庭園とお祭り広場の間に川崎清設計による「万国博美術館」が建設された。万博終了後のパビリオン取り壊しの最中、この建物は美術館としての再利用を期待して残された。当初はこれを利用して大阪府立現代美術館とする案もあったが、紆余曲折の上、国立の美術館が開設されることとなった。これが1977年に開館した旧国立国際美術館である。世界の現代美術を体系的に収集し、多くの企画展を開催してきたが、建物の老朽化と収蔵スペースの狭隘化に伴い万博記念公園から大阪市の中心地である中之島に新館を建設して移転する事となり、2004年1月休館、建物は取り壊され駐車場となった。国立国際美術館は2004年11月、中之島において再開館し現在に至る。