■豊国神社
明治12(1879)年
昭和36(1961)年 現地に移転
大阪府大阪市中央区大阪城2-1
06-6941-0229
http://www.apsara.ne.jp/houkoku/
※2011.06.11撮影
明治元年、明治天皇が大阪に行幸になった砌、国家の為に大勲労のあった豊太閤を、この大阪の清浄な地に奉祀する様にと仰せ出されたので、種々熟議の結果、明治6年に京都の阿弥院峯墓前を本社として社殿を造営、大阪には別格官幣社豊國神社の別社として中之島字山崎の鼻(現在の中央公会堂の地点)に、明治12年11月に創立。大正元年中央公会堂建設の為、府立図書館の西方の公園内に移転し、大正10年に別社から独立して府社に列せられたが、昭和20年終戦と共に社格が廃止となり、現在宗教法人となって神社本庁所属の神社となった。昭和10年頃より大阪市の発展に伴い市庁舎増築に必要のため、隣接する当神社の移転の議が起こったが、太平洋戦争に突入した為、移転の件は一時沙汰止み。その後昭和31年大阪市より神社移転の要望が再開されたので、祭神に縁のある大阪城内を移転地と決定し、昭和36年1月中之島より奉遷したのが現在の神域。