2012年2月13日月曜日

大阪新歌舞伎座-大阪市中央区(2011.10.09)

■大阪新歌舞伎座
昭和33(1958)年 開館
大阪府大阪市中央区難波4-3-25
村野・森建築事務所(村野藤吾)
※2011.10.09撮影
















建設から約50年が経過し、老朽化が進んだことから、2007年4月に、現在地の難波から大阪上本町駅南側の、近鉄劇場跡地(劇場は2004年に閉鎖済)の地上13階建ての再開発ビルに、新歌舞伎座を移転させる事になった。近鉄は、2010年1月15日に上本町の再開発ビルの名称を「上本町YUFURA(ユフラ)」に正式決定したと発表し、同年8月26日に新劇場と共に上本町YUFURAがグランドオープンした。YUFURAはB1F~5Fの商業施設、6Fの新劇場、7F~13Fのオフィスで構成されている。YUFURAという名前は、大阪市内在住の女性のアイデアより、「ゆらりふらり」と気軽に立ち寄れる場所をイメージして名づけられた。また、新劇場の定紋は、先代と同じ鳳凰2羽が向き合うデザインとなっている。

■大阪歌舞伎座※解体
昭和 7(1932)年 開館
昭和58(1983)年 解体
大阪府大阪市南区難波千日前


昭和 7(1932)年  9月28日開場式、翌月こけら落し
昭和 8(1933)年  6階にアイススケートリンクが設置される
昭和20(1945)年 10月、6階を改造し、特殊慰安所(キャバレー)が設置される
昭和29(1954)年 12月、新国劇公演中にストライキ発生。芝居が中断される(千土地人権争議)
昭和33(1958)年  1月、興行主体が松竹から千土地興行に代わる
昭和33(1958)年  4月興行(「新国劇サヨナラ公演」)をもって廃座
昭和33(1958)年 11月、千日デパートビルに改装
昭和47(1972)年  5月13日千日デパート火災。火災後、焼け跡が長期の間放置される
昭和58(1983)年 取り壊し