2012年5月22日火曜日

撞木町界隈の町並み-京都府京都市伏見区(2012.05.20)

■撞木町界隈の町並み
※2012.05.20撮影

◆撞木町
町名は道路の形が撞木(しゅもく、T字形)に由来する。江戸時代、伏見街道付近に遊里(遊廓)が設置され、当時は「恵美酒町」(えびすちょう)と称された。元禄期、山科に隠居していた大石内蔵助が出入りし「笹屋」という揚屋で遊興したと伝えられる。しかし、遊廓が小規模であり伏見港付近の柳町(のちの中書島)が栄えるようになり衰退する。しかし、忠臣蔵ゆかりの場所として知られていたため存続し、昭和33(1958)年3月15日、売春防止法施行によってお茶屋9軒、娼妓40名で遊廓は廃止された。撞木町は京都の花街(遊廓)で最も小さな規模だった。現在、遊廓時代の面影は無く、入り口には大門の石柱と石碑が残されるのみである。
※『京都遊廓見聞録』 田中泰彦編集、今日を語る会 1993年














新星DX伏見劇場(旧伏見ミュージック)があった
跡地にあるのは…何とも華麗なる(?)変身(^^;)