■宇治平等院
創 建 年 永承 7(1052)年
京都府宇治市宇治蓮華116
山 号 朝日山
宗 派 単立
本 尊 阿弥陀如来
開 基 藤原頼通、明尊(開山)
文 化 財 鳳凰堂、阿弥陀如来坐像ほか(国宝)、世界遺産
http://www.byodoin.or.jp/
※2008.09.06撮影
※アップするのを忘れてたので、過去帳より、、、(この頃はちゃんと感想も書いてましたね^^;)
平等院へ行くのは小学校の遠足以来・・・友人が気を使って「まだ、一般参拝できるはずだから、チケット交換は私が並んでるからこの間に中、観ておいでよ。私は近いしいつでも来れるから・・・(^_-)」って言ってくれたので、凄く申し訳なかったんだけど涙、東京から来られたKさんと2人拝観料を払って先に中へ入る事に。「鳳凰堂」はすでに足場組みが終っていて中へは入れなかったんだけど、外では傷むのを防ぐ為にレプリカとなっている「梵鐘」や屋根の上の「鳳凰」一対、鳳凰堂を飾る「雲中供養菩薩像」など平等院に伝わる宝物を保存展示してある鳳翔館には入る事ができました。特に雲中供養菩薩像は素晴らしいぴかぴか(新しい)帰りに図録を眺めても一人でニヤニヤ
友人のおかげで無事、座席券を交換できたのが4時過ぎ・・・それでも開場までの5時40分までは1時間半以上時間がある。宇治川の周りを散策して、後は絶対外さない(笑)茶団子とお茶などを頂きながら開幕を待った。ご招待だから文句は言えないけど、芸術を楽しむ為にはなかなか苦労が必要であることよ・・・
さて、ようやく待ちに待った開演。出演者は第一のお目当てであったケルティック・ウーマンをはじめ、ジョシュア・ローマン、藤澤ノリマサ、雨谷麻世、天王寺楽所「雅亮会」、尾上和彦(オペラ作曲・指揮)、オペラ源氏幻想女声アンサンブルという面々ですが、実際には会場はパイプ椅子を組んだだけの臨時コンサート会場ですので、現地ではほとんどお顔を拝めません泣き顔・・・状態。まぁ、演出及びご尊顔はテレビで観てくださいって事ですね。それでもライトに照らされて幻想的な衣を纏った平等院の景観はそれはそれは美しく、あれを生観できたのとその美しい名刹をバックに奏でられる音楽を聴けただけでも行った甲斐がありました。まぁ、時間割の割には出演者が多すぎるとか、2009年春に公演があるという和製オペラ「月の影」-源氏物語-(源氏物語千年紀を記念した公演)の宣伝の為に出演されたオペラ源氏幻想女声アンサンブルは退屈だった・・・とか、VINCEROは原曲のままのアレンジで演ってくれぇ~とか細かい突っ込みどころはありましたが(笑)、いずれにしてもご招待、誘って友人、チケットをお譲り頂いた和尚は多謝!