昭和 4(1929)年 着工
昭和 7(1932)年 竣工
大阪府大阪市中央区難波5-1-5
用 途 商業施設(百貨店、物販・飲食)、多目的ホール
旧 用 途 鉄道駅
設 計 者 久野節建築事務所
施 工 大林組
建 築 主 南海電気鉄道
管理運営 高島屋・南海都市創造
構造形式 SRC造
敷地面積 34,252m²
延床面積 約40,707m²(竣工時)、約54,000m²(旧館部分)
階 数 地上7階、地下2階
高 さ 約31m(100尺)
※2009.10.21撮影
※2011.10.09撮影御堂筋の南端、難波地区の中心に位置する、南海電気鉄道難波駅に併設されたターミナルビルで、乳白色のテラコッタタイルによるコリント様式の近代建築。久野節(久野節建築事務所)の設計、大林組の施工で、1932年に竣工した。主テナントの高島屋大阪店は同社の登記上の本店である。開業時は南海電鉄との提携で「南海タカシマヤ」と呼称し、日本の百貨店では初めて冷暖房を完備していた。1972年から1980年にかけて行われた改装工事により駅舎は南側に移動し、現在は百貨店のみとなっている。正面の庇の下には、1980年の改装時に伊藤継郎により描かれた「南海沿線のまつり」をモチーフとしたモザイク壁画がある。2010年7月23日に地域のシンボル的存在として大阪市都市景観資源に登録され、2011年1月26日には国の登録有形文化財に登録された。
昭和 7(1932)年 南海タカシマヤ(高島屋大阪店)が開業。
昭和12(1937)年 天下茶屋駅まで高架化。難波駅高架ホーム使用開始。
昭和13(1938)年 天下茶屋駅までの高架複々線完成。
昭和19(1944)年 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
昭和23(1947)年 高野山電気鉄道への路線譲渡により、南海電気鉄道の駅となる。
昭和55(1980)年 駅改良工事により起点を0.2km今宮戎駅寄りに変更。23日、改良工事完成。
平成15(2003)年 なんばパークス第1期開業により中央口を一部改装。
平成22(2010)年 新本館の増床部分を含めた第1期分が先行開業。
平成22(2010)年 改装第2期部分が開業。
平成23(2011)年 増床・リニューアル工事完了、全館開業。